ビジネスSNSについて学ぶ
本ブログはオンラインビジネスクールURUのセミナーのアウトプット学習の為に書かれています。
今回のテーマ:SNSの目的と立ち位置*1
今回のポイント
- 情報の本質
- ビジネスSNSの目標
- SNSの立ち位置
● 情報の本質
SNSはもはやビジネスの必須アイテムだと思われます。
特に、一般消費者を相手にしている商売をされている、しようとしている企業は絶対に避けては通れない。
しかしながら当然、「それ買え・やれ買え」などの発言ばかりでは見てほしい人に見てもらえない。なぜなら情報氾濫時代の今、情報の取捨選択権は受信者側にあるからです。
まだ、情報が氾濫していなかった時代。情報の取捨選択は発信側にあり情報の価値は「発信すること」にありました。しかし、情報氾濫時代の今、情報を発信すること自体の価値がほぼなくなり、情報の本質にしか価値がなくなっていると、高村さんは語っています。そしてその情報の本質とは・・
情報の本質は問題の改善にある。
釣り方を教えるだけではなく釣れる体験をしてもらう
という事。後者はちょっと補足がいるかもしれませんね。
コンサルタントとかアドバイザーの中で使われる言葉に
「腹を空かせた人に魚を釣ってあげればその人は1日生き延びることができる。
しかし、魚の釣り方を教えてあげればその人は一生生き延びることができる」
というのがあります。
つまり、やってあげるのではなく、やり方を教えてあげることが大事。
しかししかし。やり方なんてこの情報過多の世の中。たくさん公開されています。
そこで、その情報を利用して実際に本当に魚が釣れた。という体験をさせてあげないとその情報には価値が見いだせないということですね。
山本五十六の「やって見せ 言って聞かせ させてみて・・」に通じる言葉ですね。
● ビジネスSNSの目的
たとえ何十万人のフォロワーができようとも、何百万のいいねをもらおうとも、売り上げにつながらなければ、企業のSNSとしては成功とは言えません。
企業の究極の目的は「利益の追求」である。という意見には真っ向から反対しますが、企業の行動の結果は全て金額として数値化できる。という考えは間違っていない。
その意味ではやはりビジネスSNSの目的はやはり収益化(マネタイズ)にあります。
では収益につなげるためには何が必要か。
1) ある程度のフォロワーが最低限必要
2) 情報の発信より継続が重要
なぜか。それは情報の受け手から発信者に対して信頼を得なければならないからです。
いいねだけでは信頼されたとは言えない。(個人的感想)
「あの人なら私の課題を解決してもらえる」と思わないとフォローはされない。
やはりフォローこそが最低限の信頼の証なのではないか(そのうえがメンションかな)
そして情報は継続しなければ信頼を維持できないというのも事実ではあります。
● SNSの立ち位置
高村さんは、情報発信には3つの立ち位置があると説明しています。
恐らくマイケルハイアットという人が作ったネットビジネスモデルが基。
1 セージ型
哲人の意味。学識豊か業界で一定の知名度がある人。または第三者機関に認められるほど信頼性のある人。
2 シェルパ型
登山ガイドの意味。一定の経験を積んでおり同じ経験をするであろう人に自分の経験を教えるタイプ。
3 ストラグラー型
本来は闘争者という意味で、困難を伴いまたは非常に骨を折って奮闘する人の意味ですが、要は「一緒に頑張ろう」というタイプ。
第三者の信頼は、セージ>シェルパ>ストラグラーの順で得難くなりますが、ストラグラーが一番なりやすく、セージに慣れる人はそう多くはない。
これは講師のピラミッド戦略にちかいものがあるのですが・・その話はまた後程。
また、失敗してもいいのはストラグラー型。
一緒にがんばるタイプなので、失敗も経験の一つであり、情報の一つにできます。
そういう意味でも気軽に出来るのはストラグラータイプではないでしょうか。
当然私は学んでいることをシェアしている時点でストラグラー型。
そしてこれからマーケティングを学びたいと思っている人にとっては、
数歩先を歩いている時点でシェルパ型になると思っています。
つまりこの3つは厳格に区分しなくていいのです。
ストラグラー80%シェルパ20%・・なんて設定もあり。
時分の立ち位置が分かれば、想定する読者のペルソナも見えてくる。
ペルソナが分かれば、発言する内容もより価値のあるものに変っていく。
そういう意味でも立ち位置は大事ですね。